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Megane-Zine is issued!

20ページからなる簡単なものですがMegane-Zineを発行します。
アメリカを代表する6人のビッグアーティストも企画に賛同!

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 アメリカではアートを買うという習慣があります。そして、家にはアートを飾る大きな壁が存在しています。小さなギャラリーでも驚くほど有名なアーティストが展示をしています。そして、その作品のほとんどが売れていきます。もちろん、なかには無名なアーティストも沢山います。でも、無名だからといって売れないという事情はアメリカにはありません。良いモノであればその経歴や実績を問わず支持されています。
 日本にも沢山の若いアーティストがいます。しかし、日本にはアートを飾るほどの十分な壁があるでしょうか?彼らの作品が本当に良いモノと言えるならば、アメリカと言うハードルを早く突破してもらい、活躍の場を広げてもらいたいのです。
 「Megane-Zine」はそんな日本の若手アーティストによるポートフォリオでもあります。定期的に発行されるこの本には毎回素晴らしい日本の若手アーティストの作品が並ぶことになります。そして、これらの作品は必ずアメリカの市場にも浸透することだと確信しています。
 世間の「お眼鏡にかなうように」と名付けられた「Megane-Zine」、もう1つは発行者がメガネをかけていることからも由来しています。Zine(ジン)というのは日本ではあまり馴染みが無いですが、主に自主制作によるアート本のことであり、アメリカではストリート・アートの上等手段として一般に広く知られているものです。中にはコミックであったり、白黒コピーを重ねたものであったりと内容は様々です。

The 1st "Megane Zine" is issued. I know a lot of young Japanese artists whose work is very good. I want to introduce them to The United States, so I will publish a lot of their works in my magazine, "Megane Zine." The 1st Megane Zine is completed. I want to show it to you. It contains art works of up-coming Japanese Artists. 6 major artists from the USA are also participating. "Megane Zine" is kind of portfolio of young and up-coming Japanese artists. This zine will be published regularly and will show great work of them. I named this zine as "Megane - zine" hoping that people will focus on this magazine because Megane means glasses in Japanese.


「参加アーティスト (Artists)」
長場雄(Yu Nagaba) http://www.nagaba.com
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1976年東京生まれ。東京造形大学卒業。フリーランスでアパレルブランドのTシャツ制作を中心に、アーティストPV、テレビ、Web等の媒体でイラスト/デザインを制作。またオリジナルキャラクター「かえる先生」の生みの親。2008年ジェフマクフェトリッジ/穴薪ペインティングと「Qujira」展開催。


穴薪ペインティング(Anamachy Painting) http://www.anamachy.com
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絵を飾る。 絵を贈る。自分が好きな服を選ぶように 自分が好きな音楽を探すように、自分を支える物語を本から求めるように、美術をより多くの人が選べるように私たちは作品をつくります。私達はプロダクト・アート・デザインと3つのラインを持ち、現代の職業絵師集団と言えるような活動を展開しています。


花井祐介(Yusuke Hanai) http://hanaiyusuke.com
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2005年よりCaliforinia,LagunaBeachのTheSurfGalleryにて作品の展示を開始。翌年よりTheSurfGallery主催のArtShow"TheHappening"に参加し、NewYork Sydney Tokyo London Paris で作品を発表。2008年にHonoluluで個展を開催、2009年にはBrasilのSantosSurfMuseumnにてパーマネントコレクションに選ばれるなど国際的に活動の幅を広げている。
毎年初夏に開催されるTheGreenroomFestivalには2007年より参加し、2009年はメインビジュアルも手がけている。


「6人のビッグアーティストからのメッセージ (Massages from big artists)」
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 今回はオプションとして、StarGraphicsと関わりのあるアメリカ出身のビッグアーティスト達からの、日本の若手アーティストに向けた激励のメッセージをもらい、そのメッセージを「Megane-Zine」の裏表紙にプリントしています。事実上、この本1冊で日本の若いアーティストとアメリカのビッグアーティストとを繋ぐことができたと確信しています。

I was given short, written messages of encouragement to these young artists by famous American artists. Then, I printed their messages in the 1st Megane Zine.

マイク・ミルズ(Mike Mills)
言わずと知れた、アメリカ西海岸の巨匠。X-girlのロゴやイラストは最も有名な彼の作品の1つである。現在でも世界の若者に向けて映像作品を中心とするアート活動には絶大な人気と影響力を及ぼしています。映画「Beautiful Losers」にも出演している。
“PROTEST AGAINST THE RISING TIDE OF CONFORMITY.”


カウズ(KAWS)
ニューヨークを拠点とするグラフィティ・アーティストの大御所。シンプソンズやスポンジ・ボブの目が「X」になっている作品は誰でも1度は見たことがあるのでは?自身のブランド「オリジナル・フェイク」は世界規模で支持されています。
“It's not that important for young artists in Japan to worry about reaching an American audience. Create your own scene & let America worry about finding you!”


レイモンド・ペティボン(Raymond Pettibon)
ロサンジェルスを代表する美術館「MOCA(Museum of Contemporary Art)」にもその作品が並ぶヴェニス出身の大物アーティスト。ロックバンド「ブラック・フラッグ」や「ソニック・ユース」のジャケットにおけるアートワークは世代を超えて世界で愛されつづけています。
“Japanese artists / musicians / wrestlers are among our (the world's) best and an inspiration to me.”


エド・テンプルトン(Ed Templeton)
プロスケーターとして「Emerica」のライダーであると共に、同社のアートディレクターも務めている。また、1993年には自身のスケートボード・カンパニー「TOY MACHINE」を設立し、1995年マイク・ミルズによるドキュメンタリー短編映画「Deformer」にて大々的に彼のライフ・ワークが紹介された。映画「Beautiful Losers」にも出演している米西海岸の気鋭アーティスト。
“To young artists: Spend time, lots of time, working hard on what you love. Hard work does not make success a certainty, but there is certainly no success without hard work.”


ジョン・マッケンブリッジ(John McCambridge)
ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンジェルスと店舗を展開している、注目のサーフショップ「MOLLUSK」のオーナーでもあり、自身もグラフィック・アーティストとして活躍している。今後、東京進出の噂もありますが、真相はつかめていません。
“Follow your heart and keep your friends close. Never stop creating.”


アルマ・アレン(Alma Allen)
元もとはスポンサーが付くほどのスケーターだったという経歴を持ち、現在カリフォルニアははジョシュアツリーを拠点に彫刻家として活躍中。日本でも人気がある彼の作品はプレイマウンテンにて取り扱いがあります。
“Very cool. Keep up the great work!”


取り扱い店舗は以下の通りです!
If you want my zine, please contact them.

Los Angeles: Family, Munky King, Tortoise, HVW8, Mollusk, Skylight Books, Mouments
San Diego: Surfindian
San Francisco: Mollusk, Needles & Pens
Portland: Reading Frenzy, Grass Hut, Ace Hotel Portland
Olympia: Last Word Books / Zine Libraly
Seattle: Ace Hotel Seattle
Tokyo: BeamsT


WEBマガジンにも色々掲載されました!
Shift, Atmosphere, +81

About

2009年03月16日 08:28に投稿されたエントリーのページです。

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